「カンカ」の姿物が手に入りました。「カンカ」は「砂漠人参」とも言われ、エキナコシドを豊富に含む植物で、滋養強壮、免疫力アップが期待出来る植物で、日本では医薬品では無く、食品に分類されます。 羊肉と煮込んで鍋に入れたり、カンカ酒、カンカ茶として使用されます。
「カンカ」は、中国の新疆ウイグル自治区の砂漠地帯に生息する紅柳という木の根に寄生する植物です。カンカが寄生する紅柳は、砂漠のような水分の少ない土地でも成長することができます。その特性をうまく生かしたのが、紅柳・カンカによる砂漠緑化。砂漠拡大を防ぐためには緑が必要ですが、カンカを栽培するために必要な紅柳を植樹していくことで、砂漠緑化を目指そうという試みなんです。「NPO法人タクラマカン砂漠緑化の会」という組織が、カンカ栽培のための植樹を推進しているそうで、植樹が自然保護に大きく貢献しています。